淫獣聖戦ZZ 第5章 改訂版 |
著者 : パンダパン |
時平は膝立ちになっていた麻衣の横にまわり、しゃがみこんで胸と股間に手を伸ばした。 「―――ひあっ!?」 敏感な部分に触れられて、麻衣は声を漏らした。 乳首をつままれ、襞を指で嬲られる。 「くぅっ」 たった今、口を汚され、心は哀しみに沈んでいるというのに、身体は関係なしに反応していた。 (嘘! いや! 心が拒んでるのに、どうして?) 麻衣は敏感すぎる自分の肉体を恨んだ。 「さても淫蕩な性よの……乳首がしこって、ホトはグチョグチョに濡れておる」 時平は言葉で辱め、女陰を弄んでいた指を、麻衣に見せつけながら目の前でわざと音をたててしゃぶってみせた。 「おお、美味じゃ。甘酸っぱい蜜の味よ」 麻衣は恥ずかしさに顔を伏せ、睫毛をプルプルと震わせた。 時平は続いて麻衣の後ろにまわりこみ、背中を押して麻衣に手をつかせた。 四つん這いになった麻衣の引き締まった腰に手をかけると、ぐいっと持ち上げる。尻が高く掲げられ、背後の男の目に晒される。 「い、いやっ」 女陰と肛門が丸見えとなる恥ずかしい格好に、麻衣はとっさに片手を後ろにまわし、大事な部分を隠した。 だが、その手を扇がピシャリと払い除ける。 「ホッホッホッ、良い眺めじゃ。おお、すっかり爛熟して、汁をこぼしておじゃる。尻の穴までヒクヒクとわななかせておるわ」 優美な円みを帯びた双丘をわっしとつかんで押し開きながら、時平はしげしげとそこを覗き込んだ。 スーッと、わざと音を出しながら息を吸い、秘所の匂いを嗅いだ。 「熟れきったホトの香りじゃ。甘やかに鼻孔をくすぐり、男を惑わす花の蜜よ」 麻衣は恥辱に頬を染めて歯を噛みしめた。 烏帽子をかぶったままで、時平が女陰に顔を近づけた。 濡れそぼつピンク色の柔肉を、固く尖らせた舌でピンッと弾く。 「アッ!」 短い嬌声と共に、麻衣のお尻がピクンッと跳ね上がった。 薄笑いを浮かべ、もう一度むき出しの秘肉を舌で弾く。 「アンッ!」 またピクンッと尻が跳ね上がる。 濡れ光る粘液に覆われた花唇の襞も、すぼまった肛門の皺までもが丸見えなのである。ひどく扇情的な眺めであった。 今度はふーっと息を吹きかける。 「はう〜」 すっかり敏感になってしまっている麻衣は、それだけでプルプルと身体を震わせて喘いだ。 「ホホホホホホッ、もはやたまらなくなっておるようじゃ。情けをくれてやらねばなるまい」 時平は哄笑し、顔をあげた。 股間の逸物は未だ誇らしげに隆々と屹立していた。それをしごきながら、麻衣の割れ目にあてがう。 「――あっ、いや!! やめてーっ!!!」 快楽に溺れかけているように見えた麻衣も、さすがに恐怖に目を見開いて叫んだ。 逃げようとふりふり動く腰を片手で強引に押さえながら、時平は割れ目をなぞらせるように、肉棒を上下させた。 「ああっ!」 それだけで快感が駆けあがり、麻衣の抵抗力を奪い去る。 蜜を塗りたくるようにして、肉棒が割れ目を何度も往復する。 ヌラヌラと絡みつく粘液で滑らせるようにして、肉芽から尻の割れ目までをなぞった。 肉襞は艶かしくわななき、硬く太いモノを受け入れようと、涎を流して待ち受けているようだった。 「んんっ! ふあぁぁ〜」 麻衣の口から切なげなため息がもれる。 ふっ、と時平のモノが離れた。ねっとりと糸を引いている。 「ああ……」 麻衣の口から熱い吐息がこぼれた。 クチュ 濡れた音をたてて、麻衣の秘口に黒光りする男根の尖端が押し当てられた。 「んくっ」 麻衣は息をのみ、怖れながらもそれの侵入を待った。 ……が、いつまでたっても「それ」が中に押し入ってくる気配はない。 麻衣は戸惑いの表情を浮かべ、様子をうかがった。やはり時平はそれ以上動こうとしない。 亀頭の尖端のみが、わずかに膣口を押し拡げているが、そこで静止していた。どうしても、そこに意識が集中してしまう。 あとほんのわずか動けば、それは麻衣の中に入って来るのだ。 その状態を想像するだけで、胸の奥に妖しい悦びが湧きあがる。 (いや! いやなのに、こんな……ああ……) ――欲しい。貫いて欲しい。そんな思いを必死に麻衣は否定した。 木馬の突起物によって無理矢理処女を奪われた時のことが思い出された。 あの時、身を裂かれそうな苦痛とともに、膣を剛直で埋められる歓喜をも、麻衣は知ってしまっていた。 ――ピクッ 不意に麻衣の白いお尻が揺れた。 ピクッ、ピクッ 連鎖反応を起こしたかのように、揺れが連続する。 「な、なに?」 意志とは関係ないその動きに、困惑の声をあげる。今やガクガクと麻衣の下半身が痙攣し始めていた。 「い、いや! どうして?」 「ホーッホッホッホッ、浅ましい牝の本性が表れおったのじゃ! もう我慢ができぬとな!」 そう言って時平がピシャリ、ピシャリ、と麻衣の尻肉を叩く。 香油を塗り込められた柔らかい豊肉は、脂肪ののった熟女の熟れ尻のように淫らに照り光っていた。 ついっと時平が身を引き、股間から肉棒が離された。 「あ……」 麻衣は思わず息を漏らした。身体の奥底から噴き出す肉の欲望が、はっきりと取り去られたモノを渇望していた。 「ひあああ……」 切なげな声をあげ、腰を揺らす。指が何かに耐えるように、キュッと握りしめられる。 「どうじゃ? んん? 口では拒んでいても、身体はそうは言っておらぬのではないか?」 時平はねっとりとした口調でそう言うと、いきなり麻衣の中に人さし指を半ばまで突き入れた。 「きゃうんっ!」 麻衣が可愛らしい悲鳴をあげて悶えた。 キュキュッと襞と入り口の筋肉が収縮し、指先を締めつけた。 「ホッホッ、すっかり準備ができておるようじゃ」 ズポッと指が抜き去られる。 「んああっ」 麻衣の前後の穴がヒクヒクと震えていた。 再び、時平の男根が麻衣に押し当てられた。 「さあ、どうするのじゃ?」 焦らすように時平が問いかける。 「………っ」 麻衣は唇を噛みしめて、必死に肉欲を堪えていた。 「そうか、これはいらぬか」 そう言って、また肉棒が外されそうになる。 「あっ」 クイッと、麻衣の薄桃色に染まったお尻が、時平を追いかけるように淫らに突き出された。 麻衣は羞恥に肩を震わせた。 「ホーッホホホ、今の動きはなんじゃ? 身体は正直なものよな。ホレ、どうしたいのじゃ? ホレホレ」 クニュックニュッと男根がほんの先端だけを麻衣の入り口に出し入れする。 (だめ!……もう…だめ!) 麻衣の丸尻が、クク〜っと見えない糸に引かれるように自ら動き、時平の巨根を咥えこむ。 ヌプゥ〜 色鮮やかな柔肉が、痛々しいまでに押し拡げられ、意外な程スムーズに怒張を受け入れた。 「――ひうっ! アハァッ、あああぁ〜!」 麻衣は口を大きく開け、甲高い声を放った。股間から痛みと歓喜の奔流が突き上げる。 (おねぇちゃん、ごめんなさい!……) 快楽に負けた自分を恥じ、心の中で姉に詫びる。 時平のモノを中に受け入れただけで、途方もない快感が電撃のように身体中を走り抜けた。 指先までが甘美な痺れに染め抜かれ、頭の中に光が弾けた。 麻衣は早くも軽く達してしまっていた。ヒクヒクと膣が収縮し、根元まで包み込んだ男根を締めつける。 「ホーッホホホッ! 見よったか? 自ら動いてくわえこみよったぞよ! 梅の護符がなくなった途端にこれじゃ! これがこの娘の本性よな!? 浅ましい牝犬めが!」 時平が勝ち誇って嘲笑った。 「天津の巫女といえどもしょせんは女。淫らの誘惑には勝てませぬ。クククク、もはやこうなっては、肉の悦びなしには生きてゆけぬはず」 ラーガが含み笑いをしながら言った。 「そうであろうの。ほれ、吸盤のように吸い付いて離れぬぞ! 浅ましや浅ましや」 麻衣はすっかり脱力して突っ伏していたが、腰だけが別の生き物のように動きだしていた。 貪婪に時平をくわえこんだ可愛らしいお尻が、ゆっくりと円を描きだす。 すっかり蕩け、濡れそぼっているとはいえ、未だ開発されきってはいない、狭まった肉洞に、ゴリッ、ゴリッ、と魔羅傘が引っかかり、強い刺激を与える。 「くうぅっ! はんん〜!」 たまらずに麻衣はヨガリ声をあげた。男を歓ばさずにはおかない、女の本能の声である。 「ホホホホホッ、そんなによいか? 欲しうて欲しうて気が狂いそうだったのでおじゃろう? たっぷりと味わうが良い!」 時平が麻衣の腰をぐいっと引き寄せ、さらに深く突きこむ。 「――んぁアアあぁ〜!」 いやいやをするように頭を左右に振りながら、麻衣は脳髄までとろけそうな声をあげた。 子宮の奥まで突き破るような勢いで押し込まれた漲りが、強烈な刺激をもたらしていた。 今度は抜けそうなギリギリのところまで魔羅が引き戻り、また激しく押し入る。 「くぅぅーっ!」 麻衣の顔は苦痛に耐えるかのように歪んでいた。 パンッ! パンッ! 勢いよく出し入れされる時平の腰が、麻衣の桃尻に激しくぶつけられ、鋭い音をたてていた。 柔らかい尻肉が、その度に波打つ。 「ホーッホホホホッ! このぬめり具合といい、締めつけといい、えもいわれぬ味わいでおじゃる! 襞が蠢き、絡みついておるぞよ! まさしくミミズ千匹じゃ!」 「はあっ! ああん! あっ、あうぅ!」 麻衣は快楽に肌を朱く染め、甲高い声を放っていた。もはや快楽に理性は押しながされ、抗うこともできない。 いや、自ら積極的に快楽を貪ってすらいた。 時平は絶妙のリズムと角度で麻衣の蜜壷をえぐり、性感を引き出していた。 振り子のように揺れるふぐりを充血した肉芽に叩きつけ、外側からも攻め立てる。 「淫らな牝犬めが! 獣の格好で犯されるのが嬉しいのでおじゃろう?」 「くぅんっ! あんっ! んうぅっ!」 麻衣は汗を煌めかせながら、淫らに尻をふりたくっていた。 辱めの言葉ですら、今は被虐の悦びで快感を昂らせるのだ。 ふるいつきたくなるような美乳を揺らし、腰をくねらせる。 しなった背中のラインや浮き上がった肩甲骨、震える肩、のけぞらせた白い喉――すべてが妖しい媚態で誘う。 牡の欲望のままに犯し抜かずにはいられない、蠱惑的な女体であった。 普段が快活で、少し幼いところもある少女なだけに、その悩ましい姿は余計にそそるものがあった。 太く硬いモノで敏感な柔壁をこすられる度に、目をギュッとつむり、口をあられもなく開け放ち、歓喜の叫びを迸らせる。 口の端から唾液が流れ出て、光る筋を描いていた。 (ダメっ!……もう、耐えられない!) 急速に昂る性感に、限界が近かった。 (ダメなのに、堕ちちゃう!) 麻衣は敏感すぎる己を呪った。だが―― (つづく) |